1983-10-06 第100回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第9号
○桧垣国務大臣 御指摘がございましたように、わが国の電話料金は遠近格差が大き過ぎるという意見がもう長く論ぜられてきたところでございまして、郵政省、電電公社としても、できる限り遠近格差を縮小していくという方途をとってきたわけでございます。
○桧垣国務大臣 御指摘がございましたように、わが国の電話料金は遠近格差が大き過ぎるという意見がもう長く論ぜられてきたところでございまして、郵政省、電電公社としても、できる限り遠近格差を縮小していくという方途をとってきたわけでございます。
○桧垣国務大臣 御指摘のように、五十二年以来電電公社の財務は健全な財務を保持してきておるわけであります。 私、郵政大臣としては、財務に余裕がある限り、それは電話の利用者に還元するのが筋であると思っておるわけであります。
○桧垣国務大臣 たびたびの答弁で恐縮でございますが、もう一度私も答弁をさせていただきたいと思います。 申し上げましたように、電電公社は、CS2を使って公衆電気通信法による役務の提供をやるということを認められたわけでありまして、それは平和目的に反するものではないということで認められたわけであります。
○桧垣国務大臣 ただいま申し上げましたように、私どもはもちろん事業団法第一条の規定も、また国会の御決議のありますことも十分承知をいたしておるわけでございますが、 〔江藤委員長代理退席、委員長着席〕 私ども郵政省の立場としては、公衆電気通信法の命ずるところによりまして、法律の枠内で役務の提供を行おうとするものでございますから、私はこれは何ら事業団法の一条や国会の決議に違反するものとは考えていないわけであります
○桧垣国務大臣 国会の御決議の解釈は国会において最終的に御見解を示されることが正しい、その点は私も異論はございません。当然のことであると思います。 しかし、私ども行政庁としましては、国会で御承認をいただきました法律に忠実に従ってやることが私どもの任務であるということで、私どもは、法律の規定に従う限り、私どもの解釈に間違いがないということを申し上げたいわけであります。
○桧垣国務大臣 お答えをいたします。 今回の仲裁裁定による郵政事業特別会計の完全実施のための所要額は二百六十二億円、それに対して給与改善原資が百四十五億円計上されておりますから、百十七億円が不足ということになるわけでございます。現在の予算の実施上可能かどうかということについては、可能と断定できないということで国会の御判断を仰いでおるわけでございます。
○桧垣国務大臣 電電公社からの国庫納付金の問題につきましては、経緯はいま局長からお答え申し上げたとおりでございまして、国の異常な財政危機ということに対応いたしますために、私は率直に言いまして、これはもう背に腹はかえられないというやり方であると思うわけでございます。
○桧垣国務大臣 前回もお答えいたしましたように、わが国の衛星の利用は平和利用に限るということが法律で明確になっており、また、衆参両院の委員会においても御決議をいただいておるところでございますから、平和利用に限るということは明確な一線であると私は心得ておるつもりでございます。
○桧垣国務大臣 御理解をいただくだけの説明をするのはなかなかむずかしいわけでございますが、私の方は郵政職員に対する有額回答をしたわけでございますけれども、やはり担当局長のところでは、三公社四現業の左右をにらみながら私に助言をしておったようでございまして、そんなことから結果としてああいうことになったのではないかというふうに思います。
○桧垣国務大臣 五十八年度の郵政職員の給与ベース改定の問題につきましては、まだ団体交渉を続行中でございまして、公労委の問題にまだなっていないわけでございますので、昨年度の公労委の仲裁裁定につきましてもこれを尊重すべきであるという立場で私としては努力をいたしたつもりでございますので、その考え方には変わりはないというふうにお答えを申し上げたいと思います。
○桧垣国務大臣 私も公共企業体等給与関係閣僚会議の一員でございました。閣僚会議に出席をいたしました。発言もいたしたわけでございます。
○桧垣国務大臣 お答えをいたします。 NHKは昭和五十五年度を初年度とする経営三カ年計画に基づきまして事業運営を行ってまいりました結果、期間中百六億円の繰越金を生み出す、これによって五十八年度の事業収支の赤字を補てんすることといたしておるわけでございます。
○桧垣国務大臣 日本放送協会昭和五十八年度収支予算等につきましては、慎重なる御審議の上、ただいま御承認をいただきましたことを厚く御礼申し上げます。 これまでの御審議に当たりまして、各委員の提起されました貴重な御意見並びにただいまの附帯決議につきましては、今後の放送行政を進めるに当たり、御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。ありがとうございました。
○桧垣国務大臣 御案内のとおり、わが国の宇宙衛星開発は平和目的に限り開発するということになっております。また、国会からもその旨の御決議をいただいておるわけでございまして、私どもは、平和目的以外には利用することはできないことになっておるわけでありますから、これ以上の保証は要らぬだろうというふうに思っております。
○桧垣国務大臣 これは、私から申し上げるまでもないわけでございますが、貯蓄が世界経済の発展、産業の振興のために重要な原資になるわけでございます。そのために貯蓄奨励という意味、ことに少額貯蓄の奨励という意味でマル優制度が実施されておると思うわけでございます。 郵便貯金の方は、御案内のように、国が国民から預かった金であるということで、制度創設以来いまだかつて課税という事例はなかったわけでございます。
○桧垣国務大臣 大変むずかしいといいますかお答えしにくい御質問でございますが、現在私は郵政大臣であるわけでございます。私の発言がもとより郵政省の見解であると御理解いただきたいと思います。
○桧垣国務大臣 堀委員の御指摘はまことにそのとおりでございまして、私どもも、誠心誠意組織を挙げて限度額超過の問題の防止に努力をいたしてまいりたいと思います。
○桧垣国務大臣 私も、いま阿部委員の仰せのとおり、放送命令をした限りはそれは国費をもって負担するのが当然であるというふうに思います。これは補助でもなければ分担金でもないわけでありますから。
○桧垣国務大臣 お話しのように、文字多重放送が行われるようになりましても、難聴者の手元に受像機がなければ何にもならぬわけでございますから、いま局長言いましたように、メーカーに対してはできる限り低い価格で提供ができるような努力を要請をいたしたいと思いますし、また、何らかの機関が導入について工夫をするということであれば、郵政省としてできる協力はしてまいりたい、それらの点もこれから検討いたしてまいりたいと
○桧垣国務大臣 いま御質問にございましたように、五十八年度予算についてすでに赤字の状態に陥っておるわけでございますが、いまのNHKをめぐります財政環境は、新規加入等による聴視料の上昇が一%程度、物価その他の経費の上昇が数パーセントということでございますから、私は率直に言って、現在の料金体制のもとでは構造的なものがあるというふうに理解をいたしております。
○桧垣国務大臣 中国残留孤児問題は、人道上の見地からも、また社会問題としても、私は大変重大な問題であると認識をいたしておる次第でございます。
○桧垣国務大臣 特定郵便局長が一般職公務員であることは仰せのとおりでございます。一般職公務員が特定の政治目的をもって特定の政治行為をやることは禁止されておるということも、おっしゃったとおりでございます。 ただ、一般職公務員が政党の構成員、党員になることは許されておるわけでございまして、それ自体は何ら違法であるとは思っておらないわけであります。
○桧垣国務大臣 お示しの文書について私は承知をいたしておりません。承知をいたしておりませんが、党員になるかならないかは本人の意志であるわけでございますから、党員にならなかったからといって職員分限上のことに及ぶようなことは、郵政大臣としては絶対にいたしません。
○桧垣国務大臣 先ほどから政府委員が申し述べておりますとおり、郵政省の考え方は率直かつ忠実に申し述べておるつもりでございます。
○桧垣国務大臣 接続語の使い方がいろいろあろうかと存じますが、「したがって」と御理解をいただきましても結構でございます。
○桧垣国務大臣 御指摘のように、高齢化社会に向かっていきます日本の年金制度としては、全国民が助け合う年金制度という方向をとるべきであろうと思いますが、現実にはそれぞれの公的年金あるいは共済年金、いずれも歴史的な沿革が違い、また財政事情、成熟度が違い、したがって、掛金率あるいは給付も違うわけでございますので、これらは加入者、保険者の理解を得るように、できるだけの話し合いをしながら、高次元の立場に立ちながら
○桧垣国務大臣 成案を得ますための手順としては、行革大綱にも示されておりますように、政府・自由民主党行政改革推進本部常任幹事会において各方面の意見を聴取しつつ調整を行うということが大筋になっておるわけでありますので、私どもも、各方面と言っております限り、鈴木委員の御意見がございますればお伺いをいたしますし、また社会党のお考えがあれば拝聴することにやぶさかではございません。
○桧垣国務大臣 私は、個人的には、官と民ということを、一義的に官は余りよろしくない、民が善であるというふうに決めつけたり、あるいは官は間違いがない、民は危険であると決めつける、いずれも適当でないのではないか、それぞれ果たしております役割りに応じて、官を評価しあるいは民を評価するということが適当なことではないか、私はそう思っております。
○桧垣国務大臣 申すまでもないことでございますが、前大臣の積極的な姿勢を承継をいたしまして、私もできる限りの支持をいたしてまいりたいと思います。
○桧垣国務大臣 御指摘のように、電気通信を含む通信情報の世界は新しい時代を迎えておるというふうに私どもも認識をいたしております。
○桧垣国務大臣 通信というものの最小限の条件は、接続をしておるということでございます。でございますから、将来の電気通信網というものは当然一種の技術的な整合性のあるものでなければ成り立たないということは、御指摘のとおりであると思っております。
○桧垣国務大臣 お答えをいたします。 御承知のように、中曽根総理は行革に大変熱心な方でございますので、折に触れて郵政の関係の行革も真剣に取り組んでくれよというお話がございまして、昨日も閣議の後で総理からそのようなお話があったわけでございます。
○桧垣国務大臣 去る昨年の十一月末に郵政大臣を拝命いたしました桧垣徳太郎でございます。 委員長を初め委員各位におかれましては、きわめて御熱心に郵政問題を初め国政に取り組んでおられますことに対しまして、心から敬意を表するものでございます。 改めて申し上げるまでもなく、国民と密接な関係がある郵政行政でございますので、微力ではございますが、全力を尽くしてまいりたいと存じております。
○桧垣国務大臣 電話加入権質に関する臨時特例法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び主な内容を御説明申し上げます。 この法律案は、電話加入権に質権を設定することができる制度の存続を図る等所要の改正を行おうとするものであります。 まず、改正の第一点は、電話加入権に質権を設定することについて、昭和五十八年四月一日以後も当分の間許容することといたしております。